タイトルを見て
「作者は暑くて頭がどうかしたのか?」と思った方
年中こんな事考えているのでご心配なく(笑)
僕の基本的な考え方は
運転手のドライビングテクニックが第一で 道具(クルマ)はその次って考えです。
最高の結果、レースなら優勝とかポールポジション タイムアタックならベスト更新とかコースレコードですかね。
どちらも言える事ですが、モータースポーツは 道具を使うスポーツなので
クルマの性能が無いと成績は出ません。
が…
腕が無いとクルマのポテンシャルを引き出す事が出来ません。
両方備えていないと最高の結果は得られない。
「それじゃクルマに投資しないとダメじゃないか!」って意見が出そうですが
そうでも無いんです。
遊び方はいろいろあると思いますが
今ある状況で最大性能を引き出せるドラテクがあれば
優勝、タイムアップしなくても自己満足に浸れるんですよね。
優勝できないと悔しいけど(笑)
例えば、6位くらいにしかなれないマシンで3位になる事が重要
私自身がレースをしてた頃に感じた実体験です。
これを具現化した若者が居るんですよ。
2014年 sprint-cupポイントリーダーのミウラ君
TC2000で行われたTTC1400シリーズに初参戦し
公式戦デビューでポールポジション
決勝は路面が乾いたのが災いし2位となりました。
条件面を整理すると
練習は2~3回しただけ
クルマはもちろん借り物
普段はAE86だからFFマシンに不慣れ
マシンはお世辞にも速くはないらしい(チーム関係者談)
予選は雨、なのにポールポジション
これぞ「ドラテクありき」の結果です。
ミウラ君が天才とかセンスが良いだけじゃないと思います。
彼に聞くと、かなり走り込んでるし、静岡から筑波に通い
草レースを通じて蓄えたドラテクが結果として
雨のポール、そして決勝2位を呼び込んだ結果です。
やはり基礎が重要なんです。
groovingも基礎向上をずーと言い続けていますが
楽しく上手になれる環境つくりを目指してます。
基礎を学ぶには限界を超える、探るが大切です。
ですがTC2000の最終コーナーで限界を探るのは
危険すぎます(笑)
安全で低速域で限界を探る練習にジムカーナ場が
とっても良い練習場所だと思います。
もう10年近くドリカーナやっていますが
何も出来ていなかったこの方ですが…
今じゃ、S2000を振り回したらナンバーワンの実力です。
ドリカーナはドリフトの練習だけじゃありません。
限界を超えて探る練習場所として
グリップの方にもお勧めします♪
みんなで上達して楽しいカーライフを(*^^)v